当園には、園庭の真ん中に大きなヒマラヤスギがあります。開園当初は小さかった木も、ゆっくりゆっくり大きくなってきました。それは子どもの成長と重なります。
子ども達は、幼稚園の生活を通して、いろいろな経験をします。得意なことや苦手なこと、また初めて挑戦することもあるでしょう。そのような日々のなかで感じる一瞬一瞬の驚きや感動を、先生やたくさんの友だちと共有することで、子ども達の心と身体は少しずつ成長していきます。
園庭のヒマラヤスギは今では大きく成長し、晴れた日には木陰に、雨がしとしと降る日には傘になってくれます。子ども達も幼稚園生活を通して、この大きな木のように、優しさと強さをもってまっすぐ成長することを願っています。
幼稚園の生活は、これまでの家庭というステージから社会への第一歩を踏み出すスタートラインです。不安の中にも好奇心や協調性が芽生え、やがて社会性・道徳性・自尊心などがそなわります。
先生や友だちと共有する日々の活動や遊びの中で、やり遂げる充実感・挑戦する意欲を育て、コミュニケーションを通して相手を思いやる気持ち、周りの人への感謝の気持ち、自分の存在を肯定する心を育んでいきたいと思います。
教育目標
教育方針
